平成15年5月7日
株式会社フォトニクス
ホールディングカンパニー制への移行についてのお知らせ
株式会社フォトニクス(本社:東京都大田区、代表取締役社長:柄澤憲彦)は、平成15年5 月7 日開催の当社取締役会において、下記のホールディングカンパニー制への移行を決議いたしましたので、今後の予定とともにお知らせいたします。


1.ホールディングカンパニー制への移行の背景

当社を取り巻く事業環境は、昨今のIT の進歩やグローバリゼーション、顧客ニーズの高度化・多様化への対応など急激に大きく変化し、グループベースでの事業展開が不可欠となっております。このような状況の中、当社は、平成13 年3 月に大阪証券取引所ナスダックジャパン市場(現ヘラクレス市場)への上場後、急速に事業分野を拡大してまいりました。このうち、一部の事業分野は環境変化への迅速な意思決定と経営効率の向上のため、株式会社SPC(平成13 年10 月設立)、株式会社ナノテックス(平成14 年6 月設立)として事業展開を図っております。二社の事業は、当社の経営資源を集中した結果、順調な拡大を遂げております。反面、この間、当社の事業環境は悪化し、当社の業績は事業分野を拡大したにもかかわらず、投資家のみなさまの期待に反し伸び悩んでおります。一方、現在、グループ経営という世界標準パラダイムシフトを迫る外部環境要因は市場経済化の流れでもあります。株主資本が浸透しているグループ全体を出来るだけ透明化し、グループ価値を向上させる経営を実践することが求められております。また、わが国においても、持株会社の設立やグループの再編、企業統合の再編などの事例も増えてまいりました。当社は、早急に業績を回復し、今後の成長を確実にしていくためにも、投資家のみなさまのご期待に沿うために、これまで進めてきた事業分野への統合・最適化を図り、急激な事業環境の変化にも対応しうる経営体制の確立を図ることが急務となっております。また、投資家のみなさまや取引先などから見た場合にわかりやすく透明な組織とすることも必要であると考えております。このため、会社分割による分社化を行い、当社をホールディングカンパニーとしたグループ経営への移行が適切な対応と考えました。


2.ホールディングカンパニー制の目的

ホールディングカンパニー制により、@当社は、グループ全体が有する経営資源の最適配分を行うといった経営企画・管理業務等に特化し、A戦略事業分野ごとに会社を設立させ、その事業会社の株式を保有し、さらに各々が明確な独立責任経営を実践した結果により各々の会社が1〜2 年後の公開を目指し、Bまた、各社がコラボレーションを図り、それによるシナジー効果と競争意識の醸成により、フォトニクスグループ全体の企業価値(利益・時価総額)の極大化を実現してまいります。これにより、フォトニクスグループは、光ナノテクノロジー分野におけるコングロマリットとして、事業ポートフォリオの完成を目指してまいります。


3.ホールディングカンパニー制の枠組み

当社のホールディングカンパニー制は、@当社を持株会社とし、A商法が定める吸収分割の方法により、株式会社ナノテックスに超精密変位計測・アクチュエーション事業及び光計測装置事業を承継し、B新設分割の方法により、新設会社を設立し情報通信機器及び液晶検査装置事業を承継させます。その他に、新規事業を担当する会社の設立、商社機能を有する会社のグループ化等を予定しており、また、日本が世界に誇れる「匠の技術」を有し、量産メーカーとしての機能をもつ株式会社SPC を含め、各々の会社の機能を明確にし、高収益体質を可能とするホールディングカンパニー制とする予定であります。大阪証券取引所ヘラクレス市場においては、従来のまま、株式会社フォトニクス(証券コード:7708)が上場企業として取り扱われます。


4.今後のホールディングカンパニー制への移行のスケジュール

今後のホールディングカンパニー制への移行につきましては、平成15 年5 月29 日(予定)開催の臨時株主総会において、株主のみなさま方のご承認をいただくとともに、債権者のみなさま方のご了解が得られました後、平成15 年7 月1 日(予定)をもってスタートする見込みであります。

今後の詳細につきましては、随時、ご報告させていただく予定であります。

以 上